月刊たかはし5月号です。
●ボーラーの選択について
ボーラーの選択ってキャプテンにとっては、一番の頭の使いどころではないでしょうか。
気付いたら10年くらいキャプテンをしてるキャプテン名人の私の最近のパティーンをこのコラムを楽しみにしてる方のために教えます。
・まずオープニングボーラー
ここは、試合で重要な役割を持ちます。
もし、オープニングペアで2〜3ウィケットくらい取れると試合がかなり有利にスタートします。
ここで私が重要視するのが、スピード、コントロール、スイングです。
優先度的には、コントロール>スイング>スピードですかね。
まだ入りたてのバッツマンは、ボールやピッチに慣れていないので、スピードボールでアウトが取れる可能性がありです。
そしてスイングですが、新しいボールは特にスイングの恩恵を受けます。
曲がるボールほど打ちづらいので、バッツマンをCBやLBWにする可能性が高いです。
この二つを生かすのがコントロールです。
ボーラーは、4th、5thスタンプを丁寧に投げ続け、バッツマンに得点を与えない様にするのが基本です。
最後に、ペアで攻めるという意識が重要です。
片方が良くてもう片方が悪いと、バッツマンとしては、良いボーラーでアウトにならず、悪い方で点を取るという考え方に至ります。
ペアでいいボーリングをすればバッツマンにプレッシャーがかかりアウトを取る確率も上がります。
・オープニングボーラーの変え時
クリケットでは基本的にアウトを取ったボーラーは続投させます。
明らかに疲れている時は別ですが。。。
同じボーラーで3〜4オーバーアウトが取れないようだと変更が必要かと感じます。
そんな時は、スピナーのようなタイプが違うボーラーを投入します。
MAXでは、谷山師匠のポジションですね。
・ミドルオーバーのボーラー
ここでは、守備の制限が緩和されるので、ある程度急速が遅いボーラーで勝負します。
その理由ですが
@速いボールは当たっただけで飛んでしまう。
A守備が広げられるので、バウンダリーをケアすれば大損しない。
B出来ればバッツマンには遅いボールを強打して欲しい。
ここでは適度にボーラーを変えてバッツマンに狙い球を絞らせないようにしますが、基本はアウトを取ったら続投というスタンスは守ります。
・オープニングボーラーを少し投入してみる。
どうしてもアウトが取れない時は、オープニングボーラーを再投入してみます。
なんか起きる保証はないですが、ちょいと何球かヨーカーに落として下さい。的な感じでお願いしてみましょう。
・デスオーバー
ここでは、バッツマンもアウト関係無しに得点を狙ってきます。
基本的にはオープニングボーラーの出番ですが以下のスキルがあればだれでも可能かと思います。
@ヨーカーに落とす
A球速を変える
Bバウンサーを入れてみる
この辺りになるとオーバー6〜8点で上出来ととらえましょう。
アウトは重要ですがオマケ程度です。
クリケットも20/20が主流になり、どんどん戦術が変わってきていますので、あくまで参考程度にとらえて自分なりのやりかたでやってみてください。
なぜそうなるか重要な所は、隠したつもりなので、もっと知りたい人はMAXに入団しましょう。